城門の前には誰もいなかった。 普通このあたりには兵士が二人ほど立っているはずなのだが、その姿も見当たらない。 よほどの緊急事態があったというのだろうか。 僕はとりあえず中に入ってみることにした。 門に手を触れたとき、何か嫌な感じがした。 咄嗟に…

僕の積読レベルもようやく２５になった。 この２５というのは、ダーマの神殿に行けば転職できるレベルである。 だが僕はまだ行かない。 というのもこれはダーマ近くの村で聞いた話なのだが、どうもレベル４５までがんばると司空という役職につけるのだという…

「うふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 「ぐほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 「しゅべりべへへへへへへえへへへええええへへえ」 窓を開けるといろんな声が飛び込んできた。 見たこともない光景、そして鼻をつく嫌な臭い。 どこだ…

お風呂でもプロになれるもん！

その日、僕は普段より遅めの仕事を終え帰宅した。 時計の針は既に２３時半を回っていた。 もうすぐで明日になる。 明日になれば、また変わらない日常がやってくる。 そして朝が来れば仕事に出る。「はぁ・・・。」 ため息をつきながら、コップに一杯水を汲ん…

朝起きて鼻を思いきり噛んだら、鼻血がブーしました！！！ うわあああああ。 と叫びながら部屋を一周して、ティッシュを丸めて鼻につめたら止まりました。 丸めて丸めて、鼻に押し込むんです。 ぐいぐいとね。 それにしても、怖い怖い。 実に怖い！ 突然ティ…