ぼくたち兄弟さぁ

あまりにひどい海賊版の流通に嫌気がさしたワーナー・ブラザーズが、中国でのDVDの販売価格を引き下げたようですが、こういうことは私的には大反対なのです。
だってね、製作者が心を込めて作ったものを、捨て値で売り飛ばす行為なんですよ?
どうしたら楽しんでもらえるのか本気で考えて、寝る間もおしん夜鍋までして作り上げた作品を、たった2ドルで売るんですか?と。
まあ、2ドルをバカにするわけではありませんが、その辺のことをしっかりと理解した上で決断した価格改定なのでしょうかと問い詰めたいのです。


さらにいえば、
元の価値が上がった時
その時に、商品の値段を再び上げることはできないのですよ。これは、既に日本マクドナルドが低価格ハンバーガーで失敗したときのように、一度下げてしまった価格を再び上げることは非常に困難なのです。
新しく出る作品はともかくとしても、それまで2ドルで売られていった作品は、そのままワゴンセール行きという悲惨な結果になりかねないわけで。こうなったら、とても自社製品を愛している企業の取る行為とは思えません・・・。
映画DVD全体の価値すら下げてしまう事にもなりかねませんし。



とにかく早いとこ、元の価値を引き上げてもらいたいと思う、Linneでした。