春なのに

朝から春を感じさせる日差しが当たらない私の部屋ですが、気分だけでも春でいこうと本を読み始めました。
そこでふと気になることがあったので早速実験を開始。
題して、「第一回、本の選手権〜どの種の光が本を読むのに適しているのか!?〜」大会であります。



まず、初めに蛍光灯の光をば・・・


「ん〜〜〜。普通ですっ!」


この、「ん〜〜〜。」という、Tさんに似てるのか似てないのか分からないモノマネ具合が最高でしたが、肝心の読書に関してはといえば、蛍光灯の光はごく普通なものでした。まあ、蛍光灯の下で読む機会が多いからそう感じるだけなのかもしれませんが。



そして次に試したのが、懐中電灯。


「ん〜〜〜〜〜。時間がかかりますっ!」


ただでさえ読むスピードが遅い私が、こんな懐中電灯で文字を追っていたら、本一冊読み終えるのに何日かかると思っているんですかっ!
しかし、幻想的なその感覚は懐中電灯ならではのもの。
時間がある週末には、是非とも試してみたい読書スタイルであります。



さてさて、最後に試したのが自然光です。>


「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜。ニジマス。」


なんといいますか、魚の名前を言ってしまうくらいビアウティフルなのです。
そう、思い起こせばあれは中学1年の時。
校内で行われる英単語100問テストのため、”beautiful”を必死に暗記したものです。
その時の覚え方が、beautifulをローマ字読みした「ビアウティフル」。
スリランカの首都、スリジャヤワルダナプラコッテと共に、今も記憶の片隅に残り続ける思い出の欠片なのであります。
さて、話がだいぶそれてしまいましたが、問題の読書スタイルにはこれが一番最適でしょう、ビアウティフルでしょう!ズバリ、うつくしいでしょう!なんじゃないかな?と思います。


これを美味しんぼ風にいえば、
「紙の原料となるのは木だ。その木が育つには、たくさんの光を浴びなければならない。人の手により加工され本になった今も、紙はその当時の美しい光を浴びた思い出を内に秘めているのだろう・・・。」
といった感じでしょうか。


いずれにせよ、ニジマスは升科なのであります。