それでも魚だといえますか?

電車に揺られること7時間、無事、奥飛騨山麗に到着しました。
緑色した電車を降りると、あれまあどうでしょう。とても涼しい風が吹いてくるじゃありませんか。半そでアロハシャツに短パン姿の私にはちょっと寒いぐらいですが、この際そんなことはどうでもいいでしょう。この大自然に包まれて、のびのびと狩る。これぞベッケンバウアーの醍醐味ですね。


ときに、ジンギスカン225代目子孫の私には、ヤマカツスズランの走りはどうしても納得がいかないのです。どうしてゲートからヒョウッと飛び出してしまうのか。何故バテルのか。それは果たして愛と呼べるものなのか。とにかく全てが至極謎なのです。
いえいえ、そんなバカなことを考えてないで、さっさと歩きましょう。
日が暮れるまでには帰らないといけないのです。
両手に杖を腰にいそぎんちゃくをぶら下げ、私は山の頂上を目指しました。