モーリシャスグリーン

株価が上がり、企業の総資産が上がり、土地の値段が上がり・・・。日本は再び好景気を迎えたのか!?といった兆候が各所で見られ始めたようです。
にもかかわらず、相変わらずの低賃金、残業労働、正社員数の減少。搾り取るだけ搾り取ったお金は、一体どこへ消えたのでしょう?土地ですか、そうですか。それはどういたしましてでございます。



加えて、マンション詐欺事件の姉歯さんに、どう見ても小嶋です!なヒューザー、さらにさっさと倒産させて逃げた木村建設。みなさま本当にありがとうございました。
これが新しい日本のスタイルです。



「他人は信用するな。そもそも法人なんていう元々存在しないヒトを信用するなんてお前らバカなんじゃねーの?自己責任の名の下に死ねよ。震度5でマンションが倒壊する?知ったこっちゃねーな。作ったもん勝ちなんだよ。何も知らずに買ったお前らがバカなの。これに懲りて次に買うときは気をつけなね?ちゃんと調べるんだよ?」
なんていわれても、不動産物件がどれほど一般世帯にとって高い買い物なのか、それが分かってないんでしょうね彼らは。投資で買うんじゃないんですよ。住むために買うんです。生きるために。



とはいえ、所詮は株式会社。潰れてしまえば責任の追及はできません。それが社会のルールですから。それでも彼らを執拗に追求し続けようというのなら、死者に鞭打つことと同じです。潰れた会社に責任を問うというのはそういうことではないでしょうか?もっとも、死んだ”ヒト”なんて最初からどこにもいなかったんですけどね。


性根の悪い奴は絶対に自分から死ぬことはしない。これ歴史の鉄則です。