WBC、日本優勝おめでとう

ずっとWBCのことを、World Baseball Cupだとばっかり思っていました。正解は、World Baseball Classicだったそうです。要するに、世界野球の殿堂なわけです（いまいちしっくりした訳になってません・・・）。

思い起こせば、私がこんなにまで必死になって野球のテレビ観戦を見たのは、小学校５年生以来です。なんとも実に１○年ぶり。１０年じゃなくて、１○年ぶりなのです。○の中には１〜９までの数字がはいるのです。チャンスは毎週なのです。
では、何故それほどまでに必死になって見てしまったのか？
無論、日本代表の戦いだからというのもあります。やっぱり国家をかけた戦いというのは、リーグ戦とは一味違う、選手たちの強い気迫が感じられますからね。見る価値大有りですよ。

でもそれだけじゃない。
私に「どうしても見たい！」という気を起こさせたのは、ゲームが始まる前の記者会見で言い放ったイチローの漢気溢れる言葉に感化されたからざます。

「むこう３０年間、日本には手出しできないぞ！と思わせるくらいのプレイをしたい。」

これをイチローが言った後、自分らの事を言われてるんじゃね？と何を勘違いしたのか分からない韓国メディアが怒りの反撃報道。韓国国民もイチローに怒る。確かにそんなバカげたこともあった。
後日になり、あのときの言葉通りにはうまくいかず、韓国戦に２度負けたことで激しく悔しさを露にするイチローが記者会見の場にいた。
「悔しい・・・。」
カメラの前であの冷静なイチローがこうまで感情を表に出しているとは・・・。
「これは日本男児として最後まで見ねばなるまい。」
と思った。
それが今回必死になって見た最大の理由だ。

２００６年３月２１日。決勝戦のゲームが始まる前に、有野のゲームセンターCX〜殿様の野望〜を見て縁起を担いだ。大丈夫、成せばなる・・・。きっと日本ナインはやってくれる。彼らには有野がついているから。