ニチレイ中国製冷凍いんげんから毒物


以前の中国製餃子事件から半年ちょっと。流石にこう何度も中国製品に関する危険性が報道されているのに、何故未だに中国製を買う人がいるのかというほうが疑問です。買わなきゃいいのに……といつも思う。


そもそも日本の場合、経済的な繋がりの面からアメリカのようにチャイナフリーしてしまう、なんて事はちょっと難しい。単純に言えば、日本で流通する中国製品の多くは日本の企業が関わって作っているものであり、それゆえにこれらの製品を拒否してしまうと日本企業の売上にも大打撃がいく構造になっている。つまり、企業の事を考えればチャイナフリーは困難なのだ。もちろんこういった構造がある以上、製品の全面輸入禁止という政策すら取れないわけである。


この辺は中国も上手い。
日本が全面輸入禁止など絶対に取れないことを知っている。
だから態度もでかい。
日本人消費者がどんなに騒いでも、たとえ死亡者が出たとしても事態は一向に変わらないであろうことを彼らは十分に理解している。
また、中国式歴史教育では日本人は極悪非道と教えられている。製品を食べて倒れたとしても、中には同情する人もいるが、一般的には過去の罰が当たったんだくらいにしか思ってない場合が多い。


こういった状況の中、私達は何をすべきだろうか。
まずは食材に対する考え方を改めることが重要だろう。
食品は全て安全であるという見方をするのではなく、少し疑ってかかった方がいい。
疑ってかかれば、注意深くパッケージも見るようになる。
それから、ある程度の知識を持っておくこと。
たとえば、外国産のものを買うのであれば、その国がどれほど食品の安全対策を講じているかについてよく知っておくことが必要だ。国内産のものを買うのであれば、生産者および業者について知っておく必要がある。これらの事をするだけでも危険な商品を手にしてしまうリスクは十分に回避できるように思う。