突然ですが

ホームページの方を今月一杯で一時閉鎖させていただきます。最近、デジタルコンテンツの存在に疑問を感じていたので、閉鎖にはちょうど良い機会かなぁと思ったわけです。
いや、確かにデジタルで何でもかんでも表現できるのは便利なんですけどね。その便利さ故か、作り手としては、どうにも「作り上げた!」という達成感がないのですよ。
紙に書いて仕上げたときには、それがどんなものであっても愛着が湧いたのに、電子の力を借りて作ったものには、特に愛着が湧いてこないのです。友人もそれには同意見だったようで。
デジタルコンテンツというのはコピーなんて簡単に取れるし、永遠に同じ色のまま、同じ形のまま保管できるんですよね。
保管するのに特別な方法なんていらない。ただ、ハードディスクなりフラッシュメモリーなり、CD-ROMなりDVDなりに焼いてしまっておけばいいだけ。
でも、紙だとそうはいかない。いずれは朽ち果て無に帰る。
だからこそ、大切に保管してあげないといけない。


まあ、結局のところ私自身、そういう儚いモノが好きなんでしょうね。
儚く散るお笑い芸人のネタにこそ、美があるように、劇団ひとりが必死に頑張っている姿をみると、故郷のお袋を思い出してしまうのです。
安田大サーカスの左側の大きな子は、食べすぎ飲みすぎで、このままじゃいかんと医者にいわれたそうですが、それでも尚、お笑いのために食べ続ける彼の姿には口をあんぐりとさせられます。

というわけで、意味不明なまま当日記管理人の運営するサイト、”Load to Aspersio”はラグナロクへと向かうわけなのです。
今日は金色のガッシュベルの日なのです。
だから、一日も早くやさしい王様にならねばならぬのです。