見ちゃった

土曜日だけの楽しみかしらと思っていたら、今日もやっているではないですか!例の番組。そう、「菊次郎とさき」です。めっちゃうれしいわーと思い、マルクスそっちのけで画面に見入っちゃいました。



夜は夜で、「戦後60年特別企画”聖断”昭和天皇秘話」を見てしまったり。
歴史を直視すれば、日本はアメリカから相当な仕打ちを受けているわけで。特に原爆投下に関していえば、ロシアへの政治的な圧力(牽制)に使われたとも言われている。そんな駆引きのために、何十万という人が死んだのかと思うと、ほんとやるせない・・・。
だからといって昭和天皇も当時の内閣も、敵国アメリカを怨み徹底抗戦を主張したり、逆に降伏の為に彼らに無理難題を突きつけようとはしなかった。ただ一つ譲れなかったのは国体保持、就中、天皇制の存続だ。これを最後まで通し続けようとした事。これぞ日本民族の誇りである武士道の表れだと思う。つまり「心底まで服従するわけではない」のだ。もちろん負けは負けとして潔く認める。その上で、いかなる処分も受ける。だが、日本人としての誇りや精神までは譲らない。それが天皇制の存続へと兌換され、託されていたのだと思う。


そういった事を考えていると頭に浮んで来るのが今の中国だ。彼らには偉大な思想家や世界に影響を与え続けた誇るべき文化がある。にもかかわらず、それを一部の人間にとって都合のいい様に無理やり解釈し直してしまっているのだ。彼らが未だに日本を仮想敵国だと思っているのもそこにある。現実を直視すれば分かることなのだが、日本が中国に攻め込む訳がない。国会でどうこう言おうが、肝心の国民は動くはずがない。
はっきり言おう。あれだけ不公平なサラリーマン増税が国会で通ったのにも関わらず、誰一人として国会の前に立ち抗議しようという人は現れなかったのだ。つまり、今の日本とはその程度の国なのだ。それなのに中国は、昔の日本ばかり見て独走している。あたかも軍国主義日本がそこに存在するかのような議論を吐き出して・・・。中国の精神とは誇りとは、本来そんなものではないだろう。もっと現実のあるがままを見つめ、相手を許す寛容さを取るところにあるのではないか?


さてはて、なんとかお互いを理解し和解しあえる案はないものか?
それともあえてしないだけなのか?
世界の嫌われ者大国・日本&中国になる前に、共に手を取り合ってニカッ!と笑ってもらいたいものだ。小泉さんじゃあ無理っぽいけど・・・。



とにかく今日はマジでテレビ漬けだった。喜久ちゃんは見なかったけど、テレビ漬けだった。