戦うラーメン

 ダイエットそっちのけで風邪をひく。
今年に入って何度目の風邪だろうか。
ほぼ毎月のように風邪をひいている訳だが、去年と比べればそれほど不摂生にしているわけでもなく、何故に風邪を引くのか、その原因がいまいち分からない・・・。しいて言えば、再放送のドラマをあまり見なくなったことだろうか。つい先日まで曲がり角の彼女ブラックジャックによろしくをやっていたが、どちらもほとんど見ないまま放送が終了した。また、大奥の方も既に何度も見たので見飽きた。最近はじまったカバチタレは面白いので見るようにしているが、なかなか時間がとれず仕舞いといったところだ。


 他方、定番の昼ドラはといえば、現在は偽りの花園がフジテレビで放送されているものの、この番組はどうもとっつきにくい。まっ昼間からのベットシーンはともかくとして、それ以外の刺激が足りないというのが率直な感想だ。
たとえば兄の存在だ。この兄であるが、もともと貴族(華族)の出身ではあるものの、左翼思想の持ち主として警察に捕まり、彼の父親に恥をかかせることになる。そうして勘当されるものの、妹(遠山景織子)との禁断の恋愛は続くといった設定だ。 ・・・まあ、そこまではいいだろう。問題はその後だ。女将さんが「この妹は実は本当の妹じゃなかった」とぬかしやがる。だから愛し合っても何も問題はないのよ!、だと。それに大喜びする兄。・・・ここはもう少し芸を見せてほしかったところだ。じだんだ踏むとかな。


 そうして兄の方は妹のことを想うが、それを邪魔する存在として上原さくらが奮闘する。上原さくらの演技は憎憎しげで、時折中々王道チックな片鱗を見せてくれる。そんな三角関係がこのドラマの面白みなのだろうが、牡丹と薔薇真珠婦人新・愛の嵐で肥えてしまった私には何となく物足りなく映る。やはり昼ドラにはスカットする要素がないと困るのだ。牡丹と薔薇で佳代がバットを振り回して打率3割5分5厘を確保したときのように、また真珠婦人横山めぐみが「直哉コール」を籐椅子の上に凭れながら連呼したときのように、激しさの中に愛を叫ぶ強さが必要なのだ。そして何よりも、種彦キャラがいないのが最大の弱点かと思われる。
とはいえ、ドラマを見なくなったことと風邪を引くのに、どれほどの関連性があるのかと聞かれれば甚だ謎ではあるが、その辺りは小堺一機あたりに聞くと分かるかもしれない。




そんな訳で久しぶりにお布団に入りながら映画を見てしまった。
しかも洋画ではなく邦画。
いや、さらに突っ込んで言えば、アニメ映画。
もっと突っ込めば名探偵コナンの映画。
「摩天楼は世紀末の魔術師」
これ、結構面白いです。おすすめ。



コナンを見ながらふと思ったこと。
「新しい眼鏡欲しいなあ・・・。」