RO新境地へ?

要するに、ガンホーがゼニー販売をすることによってRMT業者が、ひいてはBOTが減るのか?という疑問が私にはあるわけです。ガンホーがゼニーを販売するのであれば、RMT業者はこれまでのゼニー販売の体制からアイテムの販売にシフトを切り替えることでしょう。なにせ、ユーザーが最も必要としているのはゼニーではなく装備やアイテムなのですから。ゼニーはあくまでもそれを買うための手段に過ぎないわけです。
ゆえに多少なりとも解決を望むのであれば、ゼニーを販売するよりも、アイテムドロップ率をあげるべきだと思うのです。現在のアイテム供給の流れを見る限り、BOT露店の商品が少なからず売れているのは間違いないわけで、その点からしても根本的な問題はアイテムのドロップ率があまりにマゾイ、もとい低すぎる事に原因があるように思えるのです。かつて常時10000人近くの人が一つのサーバーに犇めき合っていた時代とは異なり、今では1000人でやっとというサーバーもあるわけです。そのような中で旧設定(その旧設定でもアイテムの供給は厳しかったように思える)と同じアイテムドロップ率を課せば、残り9000ユーザーの代わりにBOTがんばってます!」が出てきてしまう事は、例えは悪いですが、腐った生物から蝿が自然に発生するのと同様に、至って自然な現象なのかもしれません。
ですから、ゼニー販売をするよりは、月額料金の倍払った人はアイテムドロップ率25倍にする等してみればいいのではないでしょうか。尤もプログラムの関係上、それができるのかどうかは甚だ疑問ではありますが、その辺は詳しくないので変な事言ってるなあと思ってもご了承くださいませ。


とにかくここで言いたいのは、ガンホーが公式でゼニー販売をしたところで現状は変わらないだろうということです。むしろRMT業界を活性化させる危険性もあるということです。
ですから、今ガンホーがすべきなのは、肉入りでも余裕をもって出せるくらいのアイテムドロップ率にすることが急務なのではないでしょうか。自分でも出せるんだという確信がもてれば、わざわざ怪しげなRMTに手を出す人も、全ていなくなりはしないでしょうが、現状よりも少なくなるだろうと思うのです。