そこに遊びはあるのか!

さてさて、そう思うと近頃のネトゲーはこういった遊びの要素が少なく感じます。パンヤはただひたすらボールを打ち、良い成績をあげるだけのゲーム。ROはひたすらクリックするゲーム。MoEはできることが多すぎて何していいのか分からなくなり、仕舞いには夕日に向かって走り出さねばならなくなるゲーム。君主は動きが遅すぎて、もうパパ見てらんないなゲーム。リネージュは中国人と仲良くするゲーム。


いずれのゲームも作りはいたって単純。打つか、叩くか、逃げ回るか。それ以外にも魔法とか製造とかあるけれど、大体この3つで全て事たりる感じ。そんな単純な作りのゲームだからこそ重要になってくるのが、ゲーム内におけるコミュニティーの存在。いずれのゲームもそういったコミュニティを作れる環境こそあるものの、それらは常にユーザーに対して丸投げ状態であり、よっぽど積極的な人がいない限りコミュニティは正常に機能しないのが現状。まあ、その辺は実社会とほぼ同じ感覚なわけですが、ゲームと実社会を混同させちゃうのって、やっぱどうかなあって思うわけです。ある程度、コミュニティを引っ張るだけの力のある牽引役がないとねぇ・・・。それに加え、昨今ではバーチャルとリアルの区別がつかなくなるお子様も以前の調査より増えているようですし・・・。また、バーチャルとリアルの区別はつくけれど、善悪の区別がつかない大人も増えましたし。
そして、コミュニティが正常に機能しないということは、それ以外のゲームが単純な分、すなわちゲームとしての遊びの要素は皆無に等しいわけで。


10年後、またやりたくなるようなゲームに最近出会っていない気がするLinneでした。
何かいいゲームないかしら?