「罰金だ、金をよこせ」

このディープインパクトの薬物問題に関して、フランスギャロは失格処分にし、賞金を剥奪し、さらに罰金を加えるという判断をちらつかせた。
なんだかディープが踏んだり蹴ったりである。
テレビ越しに見ていたが、どうにも我慢ならん。
日本人の夢を踏みにじった挙句、金までむしり取ろうというのか。



そもそも、わざわざフランスまで馬鹿高い遠征費をかけて、賞金目当てに行くとでもフランスギャロの人たちは思っているのだろうか?
賞金が欲しいのならば、日本国内のレースで十分である。
凱旋門の賞金は遠征費用を鑑みれば、総じて高くないからだ。
それでもディープがフランスへ行ったのは、名誉のため、そして夢の悲願達成のためだ。それは薬物投与でも何でもして、勝ってしまえば良いという下賎な夢なんかじゃない。



何故、東洋の馬が凱旋門で勝てないのか、何となく分かった気がする。
あそこはヨーロッパ人が俺TUEeeeeeeeeeeeするための競馬場なのだ。
凱旋門という名が示すように、日本人に勝たれてはいかんのだ。


以前からどうもフランス競馬、ヨーロッパの競馬というと胡散臭さが立ち込めるのだが、今回で更にその”胡散臭さ”が増したといってもいいんじゃないだろうか。かつて八百長の宝庫、談合祭りとまで揶揄された気質は、日出る国に住む一般人には、何も変わっていないように映った。