UPG版に罠はあるのか!?

UPG版は安い。というか、比較的安いが正しい表現。決して安くはないのだから。
だがこれにはいくつかの問題があった。
UPG版という名前の通り、何かからアップグレードしなければならないのである。
私が現時点で持っているOfficeはノートパソコンのブックブックに付属してたOffice XP personal(中身はWord, Excel, Outlook)である。うちにはこれしかない。あとは一太郎もあるが、彼は気持ち良さそうに花子と一緒に眠っていて、今起こすというのは少し可哀想である。
「ならばそれをアップグレードしてしまえばいいではないか。」
そう思われる方もおられるだろう。
だが問題は、私がOfficeを入れようとしているパソコンが新しく購入したパソコンだということだ。
Officeが付属していたノートパソコンではないのだ。この新しいPCにOEM版の、ブックブック付属のOfficeを入れることはできるのだろうか?


率直に言ってしまえば、答えはYESだった。
Officeの規定によれば、WindowsOSとは異なり、こういったメーカー製品に付属タイプのOEM版からもアップグレードが可能なのである。そしてアップグレードした場合、そのOfficeはOEM製品から派生したものではなく、正規のものと見なされるというのである。ある意味、正規の価格で購入した人をバカにした規約のように見える。
とにかく、一つ目の罠はこうして回避することができた。


しかしマイクロソフトの製品にはまだまだ罠がある。
その一つがバグだ。
今回はそのバグに加えて、使い心地の悪さもあるらしい。
さらにサポート体制が最悪という評判も聞く。
なんでもマイクロソフトのサポートは、購入者側の質問回数が規定の回数を越えると有料となるらしい。たとえ問題が解決しなかったとしても、規定の回数を越えてしまえば有料となるというのだ。
確かに私も聞き覚えがあった。


カスタマーサポートのおねえちゃん:お客様のご質問回数は現在○回です。あと○回までできます。それ以降は……。


ここはダイヤルQ2か何かですか……と尋ねたくなったのを覚えている。
いっそのこと、おねえちゃんのスリーサイ……(ry。


それはさておき、結局買うことになりそうな自分が切なく。
無料で使えるOpen Office系統が、より多くの企業・学校で採用されることを望む次第だ。現状では、どうしたってマイクロソフトさまさまだもの。