大好きな武将

古今東西、というか東洋オンリー、むしろ中国における三国志の時代と日本における戦国時代の中で、それぞれ好きな武将(知将)を3名あげろといわれたら・・・。あなたは誰を真っ先に挙げますか?


わたしは・・・
戦国時代であれば、
1  真田幸村
2  織田信長
3  滝川クリステル



三国志であれば、
1  諸葛亮
2  関羽
3  オダギリジョー



ですね。
中でも特に、真田幸村には結構な思い入れがあったり。
徳川家康が嫌いな私にとって(業績は素晴らしい、秀吉よりは彼が天下をとった方が良かったであろうとは思うが・・・彼自身についてはどうにも好きになれない)、真田幸村は特別な存在なのです。
いわば幸村は、家康に抵抗した最後の武士の代表格。
当時、征夷大将軍にまで上り詰め、幕府を開き、実質的に日本国を統治していた徳川家康に戦いを挑んだというだけでも、男の美学というか私の美学にぴったりな人物であり、さらに彼の哲学もまた素晴らしいのです。
目の前にある実利よりも、実功を、恩義を優先する。
武士としてというだけでなく、人間として信用に足る素晴らしい人物じゃないですか。



その幸村にとって最後の戦いとなる大阪夏の陣
思えば兵士は全国つつうらうらからの浪人の寄せ集め。
統率された兵士ではなく、動きもてんでバラバラ。
勝てるわけがない。
そんな中、必死に作戦を立て、重臣の大野に策を献上する幸村。
しかし、戦いは彼の思うようには進まず、形成は一気に不利な方向へと傾く。
そしてあの真田幸村最後の突撃へ・・・。
家康目掛けて突っ込んだ、本当に最後の突撃。
これを受けた家康は、自軍のあまりのやられように自害しようとしたという。
結局戦いは、幸村ら豊臣方の軍勢が破れ、徳川が勝利し、今の世へと繋ぐ道が出来た。



歴史とは勝者のものであると言う人が多いけれど、私はそうは思わない。幸村のような、たとえ戦いには負けたとしても、立派に戦い抜いた人間は歴史上に残るのであり、その後を生きる人々の記憶の中で生き続けるのだから。それだけでも、歴史は家康のものだけではなく、彼のものでもあると言ってよいだろうと思う。
因みに、3位が滝川クリステルとなってるが、これは島津義久の間違い。
こうして見てゆくと、つまるところ、私は実直な人間が好きなんだと思う。
でも、時には孔明のような怪しい人物にも惹かれるんだなぁと思うと、ちょっぴりニヤニヤしてしまうのですよ。