日本撃沈まであと30年。

まず最初に、日本はなくなるのか?という質問にお答えします。


(答え)わかりません。



んぅーーーー。ぶっとばされそうな答えです!
そもそも未来のことなんて分かるわけないのですから、仕方ありません。まあ、のび太のおよめさんくらいは分かりますけど、それ以外のことがどうなるのかまではサッパリ予想がつかないのですよ。


とはいえ・・・。
事実、この調子で30年歩めば間違いなく日本は世界の貧困国になることは間違いないでしょう。私は偉い経済学者でもなんでもないけれど、そのくらいのことは予想がつきます。


まずガタガタくるのは経済から。
昨今、景気回復!なんて世間では言われてますけど、私から見ればどこが回復したのかと耳を目を疑いたくなります。一般庶民が貰う給与が上がっていないのに、何故景気回復なのか?
確かに正社員の方で、中でも大企業に勤める方々の給料は上がったようです。ですが、中小企業や零細企業に勤める人たちの給料は上がるどころか下がっているのです。もちろん例外もあるでしょうが、事実、様々な手当てを削られ、またボーナスを一部カットされるなど、あらゆる人件費削減の手法を用いて、体感では気付かないように給与を下げられているように思えます。
つまるところ、日本全体で見れば景気回復については恐らくこういうことがいえるのではないでしょうか?「景気が回復したように見えてしまうのは、一部の高所得者の人が貰う金銭が大幅に増加したためであって、国民一人一人の所得は上がってなどいないと。」
これを是とするか否とするかで今後の日本の将来像が決まってくるわけですが、肝心のサラリーマンの方々はそれで、今の現状で文句は言うものの満足しているようなので、この格差は今後も広がっていくであろうと思うのです。


では、この現象が今後の日本にどういった影響を与えるか?
テレビやラジオ、新聞等でも大変よく言われていますが、金持ちと貧乏人の二つに国民が分類されるわけです。そしてこの分類比は、圧倒的に貧乏人が多いということ。現在、日本のお金持ちは100万人以上いるそうですが、この先30年の間でこの数は30万人以下に減るのではないでしょうか?
これがどういう社会かというと、アフリカ大陸にあるナイジェリアという国を見ていただければ分かるかと思います。金持ちと貧乏人の格差という点では非常に良い例でしょう。
この国の貧乏人は学校に行くことすらままなりません。基本はその日暮らし(といったら大げさかもしれないが)。では一方の金持ちはといえば、学校はおろか、家にプールやサッカー場まで持っています。
この差フォーーーーーーーーーーーーー!!!!  ですよ。


つまり、このナイジェリアの例と同様に日本も同じ道を辿ることになるとすれば、当然学校にいくことすらままならない国民が多数出るということになる。そういった学校に行けない子供達は、路上で花を売ったり、物乞いをするわけです。(←細木数子さんが泣いたのは、たぶんこういう未来を想像したからではないでしょうか?)
また、学ぶ機会を与えられた子供が少なくなれば、日本の技術者数も必然的に下がります。技術立国日本はもう過去の話というわけです。
そうしてこの国に残るのは、自ら生産することのない商人とそれにすがる人々だけとなります。まさに世界の嫌われ者国家の条件を満たすわけです。嫌われ者になったが最後、戦争勃発、はいペケポンです。
このままいけば日本の30年後はこんな感じです。
大変ご苦労様でした。