戦国自衛隊 〜ドラマプレミアム〜

linne2006-01-31

21時から日本テレビ系列で放送された戦国自衛隊を見ちゃいました。
今回の戦国自衛隊反町隆史が主人公ということで、私の頭からはGTOラブコンプレックスの両方がミックス噴出してきたわけです。


反町「ここは関が原の戦いが起きた1600年だ!(そうだろ、冬月先生。)」
反町「おのれ・・・小早川秀秋ィィ!(・・・うああああ!でもやっぱりママゴン恐いよぉ。)」
          *カッコ内はミックス噴射の心の声



肝心のドラマの内容についてですが、これが中々面白かったのです。
何よりも、裏切り者の代名詞的な武将である小早川秀秋にメインスポットを当て、徳川家康を徹底的に悪者に描き、石田三成をちょっとおバカな奉行に仕立てるというのは、斬新な設定だなと。


実際のところ、徳川家康が悪者・・・というのは否定しないとして、石田三成は相当な知恵者であったことは確か。間違ってもちょっとおバカな殿ではない。その智慧者ぶりはかの豊臣秀吉に絶賛され、彼の成した政治は江戸幕府の政治の礎になったほどだ。
そしてメインに描かれた肝心の小早川については、「天真爛漫で恐れを知らず、何事にもチャレンジ?し、部下や領民を想う優しい殿」といった人物像で描かれていたように感じる。
まあ、実際そうだったんじゃないかな?と思い、ニヤニヤしてしまいました。
たぶんこれがリアルな小早川秀秋像なんだろうなぁと。



さて、来週の見所はまさに、裏切り者が続出した関ヶ原の戦いをどう描くのか?というところ。この戦いで最初に裏切った人物は毛利輝元であり、そして彼が関ヶ原の戦いの全てといっても過言ではないと私は思うわけですが、その毛利がいつ頃出てくるのか楽しみなのです(歴史に”もし”を持ち込んでも仕方ないが、毛利が西軍として動けば、小早川もまた西軍として動いたはず。というか陣営の位置からして動かざるを得なかっただろうと思う)。
もちろん、そのほかにも見所がいっぱい。
西軍の石田三成に取り入った渡部篤郎は一体何を考えているのか?
はたまた取り残された反町達はどうなるのか?
藤原竜也演じる小早川秀秋は一体どちらに組するのか?
来週といわずに、さっさと放送してください・・・日本テレビさん。ケロッグコンボのゴリラが、もう我慢できないと叫んでおりますゆえ。