ニッポンノ処罰、アマイネー。

さて、翻って判決を受けた少年らの方を見てみる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060412-00000022-maip-soci
(↑のアドレスに詳しい事件の経過が載ってるので、興味のある方は参照を。)


リーダー格の少年に与えられた処分が無期懲役だった。これだけのことをしておいて、死刑にならないのが不思議で仕方ないと思う。
そもそも無期懲役という言葉も見直した方がいいだろう。小さい頃は”無期懲役”という文字を見ただけで何かとてつもなく恐ろしい刑罰なんだなあと思ったが、今はといえば、有名無実の代表格。無期といいながら、数年〜数十年もすれば出てこられる。ぶっちゃけ怖くない。しかも食事はちゃんとあるし、風呂もある、便所もある、さらには本も読めるし、病気になれば病院にだって行ける。いたれりつくせりだ。こんな状況下で真の反省なぞできるものだろうか?


しかし、これがアメリカの囚人が出てくる映画によく見られるような、監守に警棒で殴打され、引きずり回され、他の囚人からはア○ルフ○ックされ、舐めろといわれ・・・というのだったら、話は大分違ってくる(刑罰よりフ○ックが怖いミステリー)。私なら意地でも反省してすぐ出たい・・・。だが、日本ではそういう話を幸か不幸か聞いたことがない。
やはりそうなると、ある日突然呼ばれて、ヌッコロされる死刑と無期懲役とでは雲泥の差があるとしか思えない。


さらに、判決も変だ。これほどの恐ろしい事件をしでかしておいても無期懲役なのだ。確かに加害者が少年だ、というのもある。だが、他の事件にしろ、どう考えても”やったことに対しての償い”が甘いとしか思えぬものが多々ある。そういった現在の日本の処罰法なら、ぶっちゃけ、やったもん勝ちじゃないかといわれても仕方ないだろう。


ここらでしっかりと刑法、および刑罰のあり方について考えてみたほうがいいと思った25日の夜でした。おわりに、被害者少年とその家族のご冥福を祈ります。