スルメをかみしめて♪

「ええい!なんて奴だ。お前がこんなにも分からず屋の大根野郎だったとはな!」
「なによ、あなたなんてスッポコ頭のとんてんちんすけじゃないさ。それに野郎とはなんだい、失礼な。あたしゃこう見えても舌先三寸丈夫倒す、下町界隈じゃあちょっとは名の知れた女だよ!」


今こうして昔の夫婦喧嘩というものを想像してみると、なんだかんだで言葉遊びのぶつけ合いだったんじゃないかなあって気がして、何かこう胸の辺りがきゅうっと切なくなる感じがするのですよ。確かに、お互い本気で喧嘩をしてるのだけれど、互いの罵声を聞きあう内に、いつしか喧嘩していること自体が馬鹿らしくなって・・・仕舞いにはお決まりの台詞が飛び出すというか何というか。
そそ、こんな感じでさ。


「・・・かあちゃん、腹減ったぞ。」
「・・・飯ならできてるよ。あんまりガツガツ食うんじゃないよ。ただでさえ腹が出てきてみっともないったらありゃしないんだから。」



どんなに喧嘩しても、心の底から相手を信頼しているから、仕舞いにはこういったお決まりの言葉が飛び出して来る。街中歩いていても、男と女の罵声が聞こえてくる現状を見て、喧嘩って、やっぱり言葉遊びのぶつけ合いであるべきだよなあとしみじみ思うわけで。
だってさ、


「死ねよ!」
「てめーが死ねよ!」


なんて言ったら、それこそ後が続かないじゃない。
いや、続けられても、「・・・かあちゃん、腹減ったぞ。」なんて言葉は絶対出てこないと思う。後に残るのは相手への憎悪だけ。それなんて嫌過ぎね?


言葉足らずは感情足らず、感情足らずは知性足らず。
そうなる前に、言葉を知ろうじゃないか。
・・・じゃあ、一体何の言葉を知ろうというの?



英語か!?


それとも・・・


日本語か!?





さて、来月からは、のたりのたりの梅雨の季節、6月でございます。
6月最初のネタは、「早期英語教育の是非」ということでやってみようかなあと。
今回はそのための前フリということでFA。
昨今、中央教育審議会の慌しい動きと共に、「英語の教科化」が実現しそうな雰囲気満載なので、今、まだ実行されぬうちに少しでも早期英語教育に歯止めをかけられればと思う次第です。


早期英語教育って本当に必要なの?



〜日記♪〜
余談になりますが、今日はカイトさんと池袋のパルコに洋服を見に行ってきました。店内は豪華絢爛煌びやか。場違いかしら私達?と思うものの、私は19800円のブラウスを、カイトさんは20800円のショーツをお買い上げになりました。
パルコを出た後のドンキホーテはもっそりしていて、サムライブルーもいいところでした。まる。