日本、ジーコジャパン、感動をありがとう!



( ´_ゝ`)

 


なんというか、マスコミの「よくがんばった、ありがとう!」的な姿勢には正直辟易する。どうしてはっきりと彼らの責任を追及しないのか。明らかにダメダメなグダグダなサッカーをしたじゃないか。にも関わらず、褒めるとは何事か。悪い箇所だらけだった彼らのサッカーを、とりあえずがんばったという曖昧な表現で褒め、そうすることで現実をごまかそうだなんて言語道断だ。悪い箇所を悪いと言ってあげないと、成長なんてないでしょうに。



はっきり言って、これこそが日本の弱さだろうと思う。
「彼らは頑張ったんだ、それでいいじゃないか」
と、ちょっぴりイングランドの応援方法(弱くても頑張っている方を応援する)に似てはいるが、似ているだけであって全くの贋作である。それは、「オリンピックにおけるイングランドは弱いが、ワールドカップにおけるイングランドは強い」ことを見れば一目瞭然だろう。


オリンピックはアマチュア競技である。まあ、一応国の代表という看板を背負っているわけだが、それでも彼らがアマチュアである以上、頑張って、たとえ入賞できなくても少しでもいい結果を持ち帰れればそれで十分なわけだ。だが、ワールドカップはプロの競技である。
プロである限り、勝たねばならない。
勝つことが彼らの仕事だからだ。
イングランドはその線引きをしている。
日本はどうだろうか。
プロもアマチュアもごちゃ混ぜになっていないだろうか。
彼らに課された使命は、「頑張ってくること」のみではない。「頑張って勝つこと」にある。
今回はそのどちらもが欠けていたと見られても仕方のない試合運びだった。
ゆえに、ここははっきりと弾劾すべきだろう。