ファッションモデルと四万十川とマッコウクジラ


思えば、クジラが食べられなくなったのはいつの頃からだろうか。
スラムダンクの三井さんが
「クジラが食べたいです・・・。」
と安西監督に涙で訴えたあの日から、幾日幾年が過ぎたことだろうか。
結局、彼はクジラを食べれぬまま高校生活を終えることになった。


そうして現在、過保護にされ増えすぎたクジラは、イワシを大量に喰らい、庶民の食卓からイワシを奪うことになる。それでもホエール団体は叫ぶ。クジラを保護しろ、クジラは絶滅寸前だ、何よりも哺乳類を食べるなんて野蛮だ!



かつてペリーは言った。
「・・・ちがうでしょう。ちがうちがうちがうでしょお。全部ちがうでしょう。」
ペリーは実によく分かっておられる。
確かに、元はアメリカもクジラを捕っていた。
捕鯨船もちゃんとあった。
だから日本にも着た。 
こうしてみると、自らを野蛮人と呼ぶアメリカ人とは、何とも謙遜的な民族ではないか。



彼らと共に、再びクジラを食べれるのはいつになるのか?
そういうわけで今、私の関心はボクサーパンツに釘付けである。