お台場冒険王

毎年この時期になるとやっているというお台場冒険王
この年になるまで、ただの一度も行ったことありません。
といいますか、お台場自体行ってません。
行ったとしても、せいぜい自転車で通りすがったとか、高校を卒業した頃に車でドライブインしたとか、ほんとそんな程度。だから、「お台場と私」をテーマに何か書いて!なんて言われましても困ってしまうのです。むしろ新宿コマ劇場について書いてくれといわれた方が、どれほど楽なことか。


さて、お台場。
翻って西のお台場。
まいにち行ってます、西のお台場。
お店に入るけど、安いものが見つからないので、そのままlooking & through。
おっしゃる事は分かるのだけれど、返すことができない今日この頃。


夜通しで編み上げた毛糸のマフラー。
あげた人に解かれないように、ぐりぐり手縫いしたけれど、余り深くは見つめてくれるな、大雑把なのがすぐ分かる。
此処は迷宮、地の果ての城。
アリアドネの糸さえ見つければ、出口にたどり着けそうだと思うなんて、夢のまた夢、山椒の木。
天井落ちるそのギリギリまで踏みとどまって、出すもの出してきたけれど、それでいいのか分からない。
人生なんてそんなもん。糸が導いてくれるものなら、どんなに楽なことだろうか。
ああ俺の糸、まだ誰も拾ってないよな?